
- ダイソー
- ウールキャンディ
- メリノウール
- アクレーヌ
どれも手芸店やネットで目にするものばかりですよね。
比較した項目は以下の通りです。
- 手触り
- まとめやすさ
- 刺し心地
- 形の作りやすさ
- 表面の仕上がり
- 毛羽立ち
今回は、比較するためにほぼ同色の茶色を使用しています。
また、使ったニードルはレギュラーニードルです。
(あくまでも私の主観によるものであり、また色によっては若干評価が変わるものもありますのでご了承ください。)
4つの羊毛フェルトの比較とオススメ順
4つの羊毛フェルトを比較して各項目を5点満点で評価しています。
あくまでも私の主観になりますので参考程度にご覧ください。
手触り | まとめやすさ | 形の作りやすさ | 表面の仕上がり | 毛羽立ち | 総評価 | |
ダイソー | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 15 |
ウールキャンディ | 5 | 4 | 3 | 4 | 3 | 20 |
メリノウール | 4 | 4 | 1 | 3 | 2 | 14 |
アクレーヌ | 3 | 3 | 5 | 4 | 5 | 20 |
今回4つの羊毛フェルトを比較してのオススメ順は、
1.ウールキャンディ( 手触りや風合い重視の場合 )
1.アクレーヌ( 刺しやすさ重視の場合 )
3.ダイソー
4.メリノウール
となりました。
ウールキャンディとアクレーヌは同率一位です。
それでは1つ1つ特徴を見ていきましょう。
ダイソーの羊毛フェルト
まずは私が2年間使い続けたダイソーの羊毛フェルトです。
価格は安いですが素材はWoolです。
何より手軽に手に入るのがいいですよね。
使い慣れているのですが、他の羊毛を使うようになってからダイソーの羊毛に対して思うところがありました( 笑 )
- 手触り
写真からも分かるようにごわごわです。
キメが粗いですね。
- まとめやすさ
まとめにくいです。
折りたたんでも反発して返ってくる感じがあります。
- 形の作りやすさ
いびつになりやすいです。
仕上げのためにかなり刺し続けないといけません。
- 表面の仕上がり
やや針を刺した後の穴が目立ちます。
- 毛羽立ち
わずかに毛羽立ちますがあまり気にならない程度です。
ウールキャンディ
次はハマナカから出ているウールキャンディです。
素材はWoolです。
見た目も色合いも柔らかいですね。
- 手触り
とても柔らかくキメが細かいです。
しっとり感も感じられるほど繊細です。
- まとめやすさ
かなりまとめやすいです。
丸めるとすぐにまとまります。
反発して返ってくる感じもなくおさまりがいいです。
- 形の作りやすさ
整いやすいです。
ただとても柔らかいので、刺したように形が作られていきます。
全体のバランスに気をつけながら繊細に仕上げていく必要があります。
初心者の方にはやや慣れが必要かもしれません。
- 表面の仕上がり
針を刺した後の穴がやや目立ちます。
- 毛羽立ち
毛羽立ちはあまり気にならないです。
指でなでるとおさまりやすいです。
ウールキャンディについては別記事にて作品とともに詳しく説明していますので、ぜひ読んでみて下さいね。
\ ウールキャンディについて見てみる /
困っている人羊毛フェルトのウールキャンディってどんなものかな?フェルトママハマナカのウールキャンディはとても刺しやすい羊毛フェルトなのよ。道具の特徴や刺し方、ウールキャンディに向いている作品について説明するわね。[…]
メリノウール
こちらもハマナカから出ているメリノウールと呼ばれる羊毛です。
Woolの一種です。
- 手触り
写真のとおり、とても柔らかいです。
キメもかなり細かくしっとりしています。
先ほどのウールキャンディよりは少しだけ硬い感じがします。
- まとめやすさ
柔らかいのでまとめやすいです。
折りたたんだようにすぐに収まります。
- 形の作りやすさ
こちらはかなり作りにくいです。
刺せば刺すほど形が崩れていく感じがしました。
初心者の方には難しい素材です。
写真のように、刺しながらも毛羽立ってしまいました。
- 表面の仕上がり
かなり時間をかけて何とかここまで仕上げました。
針を刺した後の穴がやや目立ちます。
- 毛羽立ち
毛羽立ちは多めです。
作成途中からも刺すごとに毛羽立ちました。
アクレーヌ
こちらはハマナカから出ているアクリル100%のアクレーヌです。
いわゆる羊毛風ですね。
- 手触り
ごわごわです。
アクリルなのでキメが粗いですね。
- まとめやすさ
ややまとめにくいです。
ごわっとしている分、おさまりがいいという感じはありません。
- 形の作りやすさ
かなり作りやすいです。
刺すとすぐに形が出来ます。
感動しました^^
またあまり刺していなくても、手で押さえたように形状記憶されている感じがあります。
- 表面の仕上がり
表面の仕上がりは素材特有のごわっとした感じがありますが、穴はそれほど気になりません。
アクリル100%なので、羊毛の風合いを楽しみたいという方には向かないかもしれません。
- 毛羽立ち
ほとんど気にならないです。
アクレーヌについては別記事のハマナカのアクレーヌを使ってみた【羊毛フェルトとの違いは何?】で詳しくご紹介しています。(クリックで読めます)
手触り重視ならウールキャンディ、刺しやすさ重視ならアクレーヌがおすすめ
羊毛フェルト4種を比較してみました。
比較項目は、
- 手触り
- まとめやすさ
- 形の作りやすさ
- 表面の仕上がり
- 毛羽立ち
でした。
結果、オススメ順は、
1.ウールキャンディ( 手触りや風合い重視の場合 )
1.アクレーヌ( 刺しやすさ重視の場合 )
3.ダイソー
4.メリノウール
となりました。
ウールキャンディとアクレーヌは同率一位です。
手触りや風合い重視の場合はウールキャンディ、刺しやすさ重視の場合はアクレーヌをおすすめします。
個人的にはアクレーヌで楽々作って、慣れてきたらウールキャンディで質感を楽しんでもいいかなと。
別記事にて【クロバーの羊毛フェルト道具】パフウールの特徴と使い方を追加しました。合わせてご覧くださいね。(クリックで見れます)
今後他の種類も比較して追記していく予定です。
今回使った比較作品を使ってチョコレートトリュフを作ってみました。
本物に見えませんか♡

また、別記事では羊毛フェルト道具を安く買える通販サイト5選をご紹介しています。
羊毛フェルトを色々と揃えたい方はぜひチェックしてみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。