ハマナカの羊毛フェルトキット猫の中身と準備するもの
まずはハマナカの羊毛フェルトキット猫の中身を見てみましょう。
表紙には★1つで『イージー』の文字が。
ハマナカの羊毛フェルトキットの猫は簡単に作れるようですね。
キットの中身
羊毛フェルトキット猫の中身は以下の通りです。
- 説明書2部(羊毛フェルトに関する基本的な説明・猫の作り方の説明)
- 羊毛フェルト4色(白・グレー・ピンク・ベージュ)
- さし目6個(ソリッドアイ4㎜)
何とこのキット1つで3匹の猫が色違いで作れるんですよ。(出来上がりサイズ:高さ約4.8㎝ 3体共通)
確かに羊毛フェルトがたっぷり入っている印象です。
キットとは別に準備するもの
キットとは別に準備するものは以下の通りです。
- ニードル
- フェルティングマット
- ハサミ
- ボンド
- 目打ち
- まち針
- チーク
- 綿棒1本
キット以外に準備するものが多いですが、他の作品を作る時にも使えますので一通り準備しておくことをおすすめします。
小学生のお子さんが作る場合は、親御さんが一緒に準備してあげて下さいね。
【道具レビュー】ハマナカの羊毛フェルトキット猫を実際に作ってみた
実際にハマナカの羊毛フェルトキットの白い猫を作ってみました。
手順は説明書に沿っています。
猫の材料を揃える
まずは白い猫の材料を揃えます。
白とピンクの羊毛フェルト、さし目2個です。
説明書に沿って、羊毛フェルトをそれぞれパーツごとに分けます。
あらかじめ分けておくと、スムーズに作っていけそうですね。
猫の頭を作る
まずは猫の頭を作ります。
10㎝幅に白い羊毛を切り、3等分します。(a,b,c)
aの羊毛フェルトを端からくるくると丸めて刺します。
端まで丸めて刺し固めました。
aの羊毛フェルトが刺し固められたら、b、cの羊毛フェルトでさらに重ねて刺し固めます。
最初は深く、表面は浅く刺すときれいな丸になります。
針先は危ないので、小学生のお子さんが作る際は一緒に見てあげて下さいね。
指サックを使うと安全です。
手のひらでころころと転がすときれいな丸になりますよ。
羊毛フェルトの猫の頭が出来ました。
説明書に実物大のパーツ図が書かれていますので、実際に合わせてみると大きさが分かりやすいですね。
猫の胴体を作る
次は猫の胴体を作ります。
頭のときと同様に10㎝幅に白い羊毛をカットして3等分します。(a,b,c)
aの羊毛フェルトを端からくるくると巻いて刺し固めます。
aの羊毛フェルトが刺し固められたらbの羊毛フェルトも重ねて刺します。
最後はcの羊毛フェルトで巻きます。
やや俵型にするといいですね。
最初は深く、表面は浅く刺すときれいに刺せます。
きれいな形の胴体ベースが出来ました。
こちらも説明書にパーツ図がありますので、サイズを合わせながら作ると分かりやすいです。
胴体のベースが出来たら、端から横一直線にハサミを入れます。
深めに切り込みを入れるイメージです。
ぱっくりと切り込みが入りました。
切口表面をニードルで丁寧に整えましょう。
補正用の羊毛フェルトを薄くかぶせて刺し整えるとさらに表面がきれいになります。
胴体の切り口がきれいになりました。
横一直線に切り込みが入っています。
横から見ると、猫の手足のように見えますね。
羊毛フェルトの猫の頭と胴体部分が出来ました。
ハマナカの羊毛フェルトはとても柔らかく、初心者の方でも表面を滑らかに整えやすいのでどなたでもこのぐらいのクオリティで刺すことが出来ます。
猫の耳を作る
次は猫の耳を作ります。
説明書のパーツ図に大きさを合わせながら三角に刺していきます。
白い三角の耳が出来たら、ピンクの羊毛を少し取って耳の中も刺し付けましょう。
深く刺し過ぎると耳の裏側にピンクの羊毛が出てしまうので、浅く刺しつけるのでOKです。
耳の根元部分は頭に刺しつけるのでぼわぼわした部分を残しておきます。(赤い矢印部分)
耳の形が出来たら、先ほどのぼわぼわ部分を頭に刺しつけていきます。
パーツが取れないように深めに刺します。
刺し付け方が不均一になってしまった場合は、補正用の羊毛フェルトで上から薄くカバーして刺し整えるときれいな表面になりますよ。
猫の耳が付きました。
可愛らしいですよね♡
猫の鼻を作る
ピンクの羊毛フェルトをごく少量取って指で丸め、顔のバランスを見ながら刺しつけます。
お手本となる写真を見ながら場所を決めると確実です。
猫の目を作る
猫の目を付けましょう。
こちらもお手本の写真を見ながら場所を決め、目打ちで穴を開けます。
さし目の棒にボンドをつけて差し込むと取れずにしっかり付きますよ。
猫のしっぽを作る
次は猫のしっぽです。
しっぽ用の白い羊毛フェルトを棒状に刺し、説明書のパーツ図と照らし合わせます。
ややカーブするように刺すと可愛らしいですね。
しっぽの根元を胴体部分に刺しつけます。
しっぽが取れないように深く刺し、表面が滑らかに刺せていない場合は補正用の羊毛フェルトで整えます。
猫の頭と胴体をくっつける
いよいよ最後の工程です。
猫の頭と胴体をくっつけます。
まち針で3か所、頭から胴体に向けて固定します。
猫の頭がやや上向きになるようにすると可愛いですよ。
こちらもお手本の写真の通りです。
まち針で固定した周りを深く刺しつけて頭と胴体を固定します。
頭が外れてしまわないよう全周を深く刺しつけましょう。
猫のほっぺにチークで色を付ける
いよいよ最後はほっぺに色を付けます。
綿棒にお化粧用のチークを少量付けます。
ほっぺにチョンチョンとつけて指で馴染ませます。
お化粧用のチークがない場合は、ピンクの色鉛筆やペンで代用してもOKです。
羊毛フェルトキット猫の完成
ハマナカの羊毛フェルトキットの猫が完成しました!
何とも言えない可愛さですね♡
首の角度がたまらないです。
ハマナカの羊毛フェルトキット猫を作った感想
実際にハマナカの羊毛フェルトキットの猫を作った感想は以下の通りです。
キットの難易度
難易度としては簡単です。
小学生のお子さんでも説明書の手順通りに作れば、お手本のような猫ちゃんが作れます。
模様の線をつけなくていい白とグレーの猫ちゃんなら一時間ちょっとで出来ちゃうんじゃないでしょうか。
羊毛フェルトの基本の刺し方についても説明書が付いていますので、分からない場合は参考に出来ます。
親切すぎるぐらい親切なキットですので、初めてトライする方やお子さんには最適ですね。
キットの使いやすさとコスパ
キットはとても使いやすいです。
ハマナカの羊毛フェルトはとても柔らかくて刺し心地は抜群です。
各色たっぷりと用意されており、もう1匹ずつ作れそうなぐらい余りました笑(写真参照)
858円で猫が6匹作れて(さし目は準備が必要)、羊毛フェルトの基本の作り方についての説明書も付いていますのでコスパとしては最高ですね。
【道具レビュー】ハマナカの羊毛フェルトキット猫は小学生でも可愛く作れる
ハマナカの羊毛フェルトキットの猫を作りました。
説明書がとても丁寧で分かりやすく、小学生や初心者の方でもお手本のような猫ちゃんが色違いで3匹作れます。
とても親切な羊毛フェルトキットですよ。
羊毛フェルトで可愛く猫ちゃんを作りたい方は、ハマナカの羊毛フェルト『小さなお友達 ねこたち』からトライしてみてもいいですね♡
最後までお読みいただきありがとうございました。