
羊毛フェルトとレジンの準備する道具と3つの合わせ方
羊毛フェルトは柔らかく、レジンは硬いという全くの異素材。
2つの異素材を合わせることで、羊毛フェルトの新しいアレンジを楽しむことが出来ます。
準備した道具は以下の通りです。
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今回は羊毛フェルトとレジンを以下の3パターンで合わせてみました。
- 羊毛フェルトを丸めてレジンに浸す
- 羊毛フェルトでモチーフを作りレジンに浸す
- 羊毛フェルトのふわふわ感を残してレジンに浮かべる
1つずつ見ていきます。
羊毛フェルトを丸めてレジンに浸す
好きな色の羊毛フェルトを小さく丸め、レジン枠の中に収めます。
固まる前のレジンはべたべたしていますので、下にクリアファイルなどを置くと作業しやすいですよ。
羊毛フェルトの上にレジンを垂らしていきます。
羊毛フェルトの繊維にレジンがくっつくと、チューブ側に羊毛がくっついてレジン枠から離れてしまいます。
なるべくレジンを上から垂らして、繊維にくっつかないようにしてくださいね。
ある程度羊毛フェルトがレジンで浸ったら、細い棒などでさらに沈めます。
私は細いストローを使いました。
串や爪楊枝でもOKです。
好きなアレンジパーツを一緒に並べて、さらにレジンを追加します。
羊毛フェルトとレジンのデザインが出来上がったら、紫外線ライトで硬化します。(私はペットのリクガメの紫外線ライトを使いました。)
ネイルアートをする人はネイル用のUVライトが使えます。
どちらもない方は太陽光でOKですよ。
UVライトを使うと10分ぐらいで硬化します。
表側からだけだとなかなかレジンが硬化しないので、裏側からもライトを当てて下さいね。
羊毛フェルトとレジンのコラボ作品が出来ました。
可愛らしいですよね♡
羊毛フェルトでモチーフを作りレジンに浸す
羊毛フェルトであらかじめモチーフを作っておいてレジンと組み合わせることも出来ます。
今回は小さなハートを作っておき、レジンに浸してみました。
枠に最初にレジンを敷いて、その上にモチーフを置きます。
さらに羊毛フェルトのモチーフの上にレジンを垂らします。
かなりひたひたになっていますね。
レジンはレジン枠の隅っこまで敷き詰めてください。
モチーフだけでは寂しいので、アレンジパーツを乗せてみました。
アレンジパーツの上からさらにレジンを追加します。
レジンに空気が入ったら、爪楊枝などの先で気泡をつぶして消します。
紫外線ライトか太陽光で硬化して完成です。
透明感があるレジンに羊毛フェルトが閉じ込められてきれいですね♡
羊毛フェルトに加えるアレンジパーツはネットでも色々売られています。
私はメルカリでまとめ買いしました。
お好みのパーツを探してみて下さいね。
羊毛フェルトのふわふわ感を残してレジンに浮かべる
羊毛フェルトをレジンに浸すと、どうしても羊毛フェルトのふわふわ感は失われてしまいます。
羊毛フェルトのふわふわを残すために、羊毛フェルトの表面にはレジンを垂らさずに浮かべるようにしてみました。
レジン枠にレジンを敷いておき、羊毛フェルトをふんわりと置くだけです。
今回は赤とピンクの2色をミックスしてみました。
紫外線ライトか太陽光で硬化して完成です。
羊毛フェルトのふわふわが飛び出していて可愛いですね♡
羊毛フェルトとレジンを合わせるときの6つのコツと注意点
羊毛フェルトとレジンを合わせるときのコツと注意点は以下の6つです。
- 羊毛フェルトの量を多くしすぎない
- レジンに合わせる前にあらかじめ羊毛フェルトの形を作っておく
- 作りたい色味より薄めの色の羊毛フェルトを準備する
- レジンが手に付かないようにする
- 羊毛フェルトがレジンを吸収するのでレジンは多めに準備する
- 紫外線で硬化させるときはしっかり固まるまで待つ
一つずつ見ていきましょう。
羊毛フェルトの量を多くしすぎない
レジン枠に入れる羊毛フェルトの量が多すぎると写真のように収まりません。
細かい繊維にレジンがついて、ますますまとまらなくなります。
ちょっと羊毛フェルトが少ないかなというぐらいでOKです。
レジンに合わせる前にあらかじめ羊毛フェルトの形を作っておく
レジンに合わせる前に、あらかじめ羊毛フェルトの形を作っておくことをオススメします。
羊毛フェルトの形を決めていないと、写真のように扱いに困ってしまいます。
押し込もうとしてもいい感じの形にまとまりません。
作りたい色味より薄めの色の羊毛フェルトを準備する
羊毛フェルトにレジンが浸ると、色が濃くなります。
かなり濃くなるので、作りたい色味よりも薄めの色の羊毛フェルトを準備しましょう。
レジンが手に付かないようにする
作業するときにレジンが手に付かないようにしましょう。
一度手に付いてしまうとなかなか取れません。
また、レジンでアレルギーを起こす人もいるので、手袋をはいて作業するといいですね。
羊毛フェルトがレジンを吸収するのでレジンは多めに準備する
羊毛フェルトはレジンをかなり吸収します。
羊毛フェルトを使わない普通のレジン作りの2、3倍の量のレジンが必要ですので多めに準備しましょう。
紫外線で硬化させるときはしっかり固まるまで待つ
羊毛フェルトとレジンのデザインが決まったら、紫外線でしっかり硬化させます。
紫外線ライトを持っていない人は、太陽光でOKです。
表面が固まったら、裏返して両面から硬化させてくださいね。
紫外線ライトに比べて太陽光での硬化には時間がかかります。
お天気の日に太陽光を半日~1日当ててレジンの硬さを確認してください。
羊毛フェルトとレジンは道具の特性を理解すると組み合わせやすい
異素材の羊毛フェルトレジンを組み合わせることで、羊毛フェルトの楽しみ方の幅が広がりました。
今回は以下の3つのパターンで羊毛フェルトとレジンを組み合わせてみました。
- 羊毛フェルトを丸めてレジンに浸す
- 羊毛フェルトでモチーフを作りレジンに浸す
- 羊毛フェルトのふわふわ感を残してレジンに浮かべる
- 羊毛フェルトの量を多くしすぎない
- レジンに合わせる前にあらかじめ羊毛フェルトの形を作っておく
- 作りたい色味より薄めの色の羊毛フェルトを準備する
- レジンが手に付かないようにする
- 羊毛フェルトがレジンを吸収するのでレジンは多めに準備する
- 紫外線で硬化させるときはしっかり固まるまで待つ
レジンやレジン枠は100均でも売っていますが、量や種類が限られています。
色々な作品をたくさん作りたい方はネットでも見てみて下さい。
羊毛フェルトとレジンを合わせる際にはそれぞれの特性を知っておく必要がありますが、今回ご紹介したコツや注意点を意識するとアレンジが楽しめますよ♡
最後までお読みいただきありがとうございました。