埃(ほこり)は、繊維から出る糸屑、毛髪、ダニ、ダニの糞、カビの胞子、フケなどが空気中に浮遊している状態や床などの隅に集まっている状態である。(Wikipediaより一部抜粋)
【初心者向け】羊毛フェルトのほこりの取り方はこの4つ
羊毛フェルトにたまったほこりを取る方法は以下の4つです。
- セロハンテープで取る
- 先の細いハサミで丁寧にカットする
- 専用のスプレーでコーティングする
- 羊毛フェルト作品をケースに入れる
一つずつ見ていきましょう。
セロハンテープで取る
羊毛フェルトにたまったほこりをセロハンテープで取りましょう。
手で取るのが難しい部分は、割りばしの先にセロハンテープを巻き付けてチョンチョンと取ると取りやすいです。
セロハンテープでほこりを取った後は、羊毛フェルトの表面が毛羽立ってしまいます。
毛羽立ちが出たらハサミでカットしましょう。
先の細いハサミで丁寧にカットする
羊毛フェルトの表面にほこりがかぶると、繊維がふわっと浮いた感じになります。
この浮いた部分を先の細いクラフト用のハサミで丁寧にカットしましょう。
工作用のハサミは先が丸くなっているので、細かいところまで届かないため適しません。
表面の毛羽立ちを先の細いハサミでカットすることで、ほこりも一緒に取り除くことが出来ます。
専用のスプレーでコーティングする
羊毛フェルトの表面の繊維がふわふわしていると、ほこりが付きやすくなります。
これを防ぐためにクラフト専用のスプレーで表面をコーティングすれば、表面がつるっと整ってほこりが付きにくくなります。
羊毛フェルト作品の強度も上がるので一石二鳥ですね。
このスプレーを使えば作品のクオリティがぐっと上がりますよ。
羊毛フェルト作品をケースに入れる
羊毛フェルト作品をほこりから守るために、透明のケースに入れるという方法もあります。
そうすれば直接ほこりをかぶるということはありません。
繊細な羊毛フェルト作品は、ケースに入れて飾っておきましょう。
ケースに溜まったほこりは、さっとふき取るだけでOKなので楽ですね。
【初心者向け】羊毛フェルトにほこりがかぶると起こる3つのこと
羊毛フェルトがほこりをかぶると以下の3つのことが起こります。
- 羊毛フェルト作品が劣化する
- 白い羊毛フェルトは色が黒ずむ
- 羊毛フェルト作品の表面が毛羽立ちやすくなる
一つずつ見ていきましょう。
羊毛フェルト作品が劣化する
ほこりは、糸くずや髪の毛、ダニのふんなどから出来ています。
ほこり1gの中にはダニが1000匹もいると言われているんですよ。
驚きですよね。
羊毛フェルト作品をほこりが付いたままにしていたら、作品はどんどん劣化してしまいます。
白い羊毛フェルトは色が黒ずむ
白など薄い色の羊毛フェルトを使った作品にほこりが付着すると、作品が黒ずんでいきます。
せっかくの作品が黒ずむなんて悲しいですよね。
一度黒ずんだ羊毛フェルトは元の色に戻すことは出来ません。
やはり羊毛フェルトにとってほこりは大敵です。
羊毛フェルト作品の表面が毛羽立ちやすくなる
ほこりは糸くずなどの繊維が半分以上を占めると言われています。
羊毛フェルトの繊維とほこりの繊維が絡まると、何もしなくても自然と表面が毛羽立ってしまいます。
私自身も羊毛フェルト作品を飾ったままにしていたら、なぜか勝手に毛羽立つことがあったので不思議に思っていました。
この毛羽立ちはほこりが原因だったんですね。
【初心者向け】羊毛フェルトのほこりを取り除いていつまでも美しく飾ろう
羊毛フェルトを飾っているとどうしてもほこりが溜まってしまいます。
ほこりが溜まったら、羊毛フェルト作品を守るためにもすぐに取り除きたいですよね。
初心者さんでも簡単にできる羊毛フェルトのほこりを取り除く方法は以下の4つです。
- セロハンテープで取る
- 先の細いハサミで丁寧にカットする
- 専用のスプレーでコーティングする
- 羊毛フェルト作品をケースに入れる
また、羊毛フェルトにほこりが溜まると以下の3つのことが起こります。
- 羊毛フェルト作品が劣化する
- 白い羊毛フェルトは色が黒ずむ
- 羊毛フェルト作品の表面が毛羽立ちやすくなる
ほこりは糸くずや毛髪、ダニやダニの糞から出来ています。
大切な羊毛フェルト作品をほこりから守っていつまでもキレイにキープするために、今回ご紹介した方法をぜひ試してみて下さい。
今回記事中で使用したのは、クロバーカットワークはさみです。
切れ味がよく、刃先が尖っているので細部まできれいにカットできます。
また、羊毛フェルトの表面をきれいにコーティングしてくれるスプレーも外せません。
作品の強度も上げてくれるのでおすすめですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。