羊毛フェルト作品を作るとき、どのぐらいの量の羊毛フェルトを準備すればいいか分からないときってありますよね。
羊毛フェルトの特徴を知ることで、羊毛フェルト初心者さんでも過不足なく羊毛フェルトの量を準備することが出来ます。

✔ この記事では、羊毛フェルト作品を作るときに準備する羊毛フェルトの量が分かります。
【初心者さん向け】羊毛フェルトの特徴を知って量を準備しよう

初心者さんが羊毛フェルトの量を過不足なく準備するには、羊毛フェルトの特徴を知っておく必要があります。
- 羊毛フェルトは刺すと小さくなる
- 作品を硬くしたいときは羊毛フェルトの量が多く必要
1つずつ見ていきましょう。
羊毛フェルトは刺すと小さくなる
羊毛フェルトは、ニードルでチクチク刺していくことで固まりながら小さくなっていきます。
したがって、作りたい作品よりも大きいサイズで羊毛フェルトを準備する必要があります。
一般的には、作りたいサイズの約1.5倍のサイズで羊毛フェルトを準備するといいと言われています。
作品を硬くしたいときは羊毛フェルトの量が多く必要
また、作品を硬めに仕上げたい場合は、ニードルで何度も刺さなくてはいけません。
そのため、何度も刺して硬くすればするほど作品が小さくなるので、羊毛フェルトの量が多く必要になります。
作りたい作品の硬さに合わせて羊毛フェルトの量を調整してくださいね。
別記事にて【初心者向け】羊毛フェルトの硬さの目安はどのぐらい?で詳しくご紹介しています。
合わせてご覧くださいね。(クリックで見れます)
【初心者さん向け】準備すべき羊毛フェルトの量【作品サイズ別に紹介】
準備すべき羊毛フェルトの量をそれぞれ作品のサイズ別に見ていきましょう。

直径2㎝のマスコット
まずは直径2㎝のマスコットを作る際の羊毛フェルトの量です。
直径2㎝の1.5倍として直径3㎝の球状の羊毛フェルトを準備しました。
手の上でコロコロと丸めて球状にしてくださいね。

準備した羊毛フェルトを刺し固めます。
くるくると回しながら全体を均一に刺して形を整えていきます。

直径2㎝まで刺し固めました。
触ると適度な硬さになっています。

直径4㎝のマスコット
次は直径4㎝です。
1.5倍の直径6㎝で羊毛フェルトを準備しました。

全体を均一に刺していきます。

直径4㎝まで刺し固めました。
先ほど同様にちょうどいい硬さです。

直径6㎝のマスコット
直径6㎝のマスコットも作ってみましょう。
1.5倍の大きさの直径9㎝で準備しました。

全体を刺し固めます。

直径6㎝まで刺し固めました。
作りたい大きさの約1.5倍で準備すると大きさ、硬さともにいい感じになりました。

【初心者さん向け】羊毛フェルトの量を知っておくとこんなに便利

羊毛フェルト作品を作るときは、行き当たりばったりで作るよりも、量が分かっているととても便利です。
あらかじめ購入すべき量が分かる
まず、初心者さんでも購入すべき羊毛フェルトの量が分かります。
作品を作り始めて「足りなかった、、」というのでは追加購入の手間がかかります。
あらかじめ購入する量が分かることで、計画通りに作品作りを進めることが出来ます。
予算に合わせて作品を作りやすくなる
作品を作るときに予算が決まっているときは、逆算して作品サイズや作る数を決めることが出来ます。
無計画に作り始めてしまって費用がかかりすぎたということも避けられますね。
羊毛フェルトの量を必要なだけ準備して初心者さんも計画的に作品を作ろう
作品を作るとき、作りたい作品の1.5倍の大きさの量で羊毛フェルトを準備してください。
今回は写真のように直径2㎝、4㎝、6㎝の作品を作りました。
それぞれ1.5倍の直径3㎝、6㎝、9㎝の球体の羊毛フェルトを刺すことで、大きさも硬さもちょうどいい作品が出来上がりましたね♡

また、作りたい作品の1.5倍の羊毛フェルトを準備するのは、羊毛フェルトの以下のような特徴からです。
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準備する羊毛フェルトの量が分かると、以下のようなメリットもあります。
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「羊毛フェルトが足りなかった」や「羊毛フェルトを無駄にした」ということもなくなりますね。
作りたい作品が決まったら、サイズに合わせて羊毛フェルトを準備して楽しく作品作りをしてくださいね♡
最後までお読みいただきありがとうございました。