
羊毛フェルトのコースターの材料と道具
羊毛フェルトのコースターの材料と道具は以下の通りです。
- 茶色、白、黒の羊毛フェルト各適量ずつ
- ニードル
- フェルティングマット
- ぬるめの石鹸水(ぬるま湯に台所用洗剤を数滴入れたものでOK)
- 使い捨て手袋
- トレイ
- 白い紙
- タオル
羊毛フェルトのコースターの土台を作る
まずは羊毛フェルトのコースターの土台部分を作っていきます。
正方形を書いた紙を用意する
白い紙に10㎝の正方形を書きます。
この正方形の上に羊毛フェルトをシート状に作っていきます。
羊毛フェルトを繊維状に割いて縦横に並べて重ねる(1,2層目)
茶色の羊毛フェルトを繊維に沿って手で引っ張って割きます。
何本か割いてあらかじめ準備しておくと後が楽です。
手で割いた羊毛フェルトを正方形を書いた紙の上に並べていきます。
羊毛フェルトを手で引っ張ると繊維状にスッと抜けますよ。
最初は縦方向に敷き詰めて並べます。(1層目)
次に横方向に重ねて敷き詰めます。(2層目)
縦横クロスに2層の羊毛フェルトを敷き詰めることが出来ました。
フェルティングマットの上に白い紙ごと乗せます。
2層に重ねた羊毛フェルト全体を浅く刺す
縦横2層に重ねた羊毛フェルトの全体を浅く刺します。
後から石鹸水をかけるので軽く刺すのでOKです。
さらに羊毛フェルトを縦横に並べて重ねる(3,4層目)
全体を浅く刺したら、さらに割いた羊毛フェルトを縦横に重ねて並べます。
3,4層目になります。
4層の羊毛フェルトが縦横に重なりました。
縦横に4層に重ねた羊毛フェルト全体を浅く刺す
4層に重ねた羊毛フェルトの表面全体を浅く刺します。
下に敷いている紙に書いた正方形の端の方まで同じ厚さで刺しておきます。
厚さにムラがあると出来上がったコースターの強度が弱くなるので均一に刺してくださいね。
全体が刺せたら、羊毛フェルトを紙から外します。
この時点ではまだフェルト化がしっかり出来ていませんが、石鹸水を使ってフェルト化していくので大丈夫です。
シート状にした羊毛フェルトに霧吹きで石鹸水をかける
シート状になった羊毛フェルトをトレイの上に乗せ、霧吹きで石鹸水(ぬるま湯に台所用洗剤を数滴でOK)を全体にかけます。
裏面にも吹きかけます。
羊毛フェルトの表面を手でこすってフェルト化する
石鹸水をかけた羊毛フェルトの表面を、繊維に沿ってこすります。
しっかりフェルト化するようにこすりましょう。
裏面も同様に行います。
羊毛フェルトがシート状にフェルト化しました。
羊毛フェルトがフェルト化したかどうか確認する(ピンチテスト)
羊毛フェルトがしっかりフェルト化したかどうかを確かめます。
指で表面をつまんでみて持ち上げてみましょう。(ピンチテストと言います)
下のように羊毛フェルトがはがれてくるようなら、もう一度表面をしっかりこすってフェルト化を促します。
下の写真のように羊毛フェルトがはがれないようならOKです。
フェルト化した羊毛フェルトの水分をタオルで取って乾かす
羊毛フェルトがフェルト化したら、水分をタオルで吸い取ります。
タオルで吸い取った後は自然乾燥かドライヤーで乾かすといいですね。
しっかりとフェルト化したシート状の羊毛フェルトが出来ました。
羊毛フェルトのコースターを作りたいデザインにアレンジする
シート状にした羊毛フェルトを作りたいデザインにアレンジしていきましょう。
シート状の羊毛フェルトに作りたいデザインの型紙を乗せてカットする
あらかじめ作っておいたデザインの型紙をシート状の羊毛フェルトに乗せます。
縮むことも考えて、型紙より少し大きめにカットするといいですね。
このときに型紙が動かないよう、まち針で固定すると切りやすくなります。
型紙通りに羊毛フェルトをカットし、コースターの土台を作ることが出来ました。
羊毛フェルトのコースターの土台にパーツを付けていく
コースターの土台が出来たらパーツを付けていきます。
今回はクマを作ります。
白い羊毛を適量取り、大体の形に刺しておきます。
コースターの土台に乗せて刺しつけます。
次は黒い羊毛で目を付けます。
軽く丸めて、土台の上で形を整えながら刺すと付けやすくなります。
可愛く見えるバランスで付けてみて下さいね♡
鼻を付けます。
鼻が付いたら、羊毛をこより状にひねって鼻の下の線を刺しつけます。
端から丁寧に刺しつけていきましょう。
続けて口を付けます。
可愛いクマのコースターの形が出来ました♡
パーツの付いた羊毛フェルトに霧吹きで石鹸水をかける
パーツを付けた後もしっかりフェルト化させていきます。
クマのコースターに霧吹きで石鹸水をかけます。
表面をさらにフェルト化させるようこすります。
端の部分は切りっぱなしになっているので、丁寧にこすってフェルト化させましょう。
裏面も忘れずにこすります。
羊毛フェルトの水分をタオルで取って乾かす
羊毛フェルトの水分をタオルで吸い取って乾かします。
1日も置けば自然乾燥で乾きますよ。
ドライヤーで乾かすとより早く乾くのでおすすめです。
羊毛フェルトのコースターの完成
可愛らしい羊毛フェルトのコースターが完成しました。
カップを乗せると見えなくなっちゃいますが笑
カップを持ち上げると可愛いお顔を見せてくれるのでティータイムが楽しくなりそうですよね♡
羊毛フェルトのコースターはシート状にした後のアレンジが自由自在にできる
羊毛フェルトのコースターは、基本の作り方さえ覚えればあとは自由にアレンジがききます。
羊毛フェルトのコースターの基本の作り方は以下の通りです。
■羊毛フェルトの土台を作る(要約)
- 羊毛フェルトを4層に縦横に重ねる
- 4層に重ねた羊毛フェルトの表面を浅く刺す
- 霧吹きで羊毛フェルトに石鹸水をかける
- 羊毛フェルトの表面を手でこすってフェルト化する
- 羊毛フェルトがフェルト化したか手でつまんで確認する(ピンチテスト)
- 羊毛フェルトの水分をタオルで取って乾かす
■羊毛フェルトのコースターを作りたいデザインにアレンジする
- 作りたいデザインの型紙をシート状の羊毛フェルトに乗せてカットする
- コースターの土台にパーツを付けていく
- パーツの付いた羊毛フェルトに霧吹きで石鹸水をかける
- 羊毛フェルトの水分をタオルで取って乾かす
■羊毛フェルトのコースターの完成
羊毛フェルトを石鹸水でシート化させるとき、色んな色をまとめて作っておくと石鹸水を何度も作る手間が省けますよ。
羊毛フェルトのコースターは雑貨屋さんで買うと1枚1,000円以上することもあります。
基本の作り方を覚えれば自宅で簡単に作れますのでぜひトライしてみて下さいね♡
最後までお読みいただきありがとうございました。