
✔ この記事では、初心者さんが混乱しやすい『ニードルフェルト』と『羊毛フェルト』の違いが分かります。
ニードルフェルトと羊毛フェルトは同じ意味

『ニードルフェルト』と『羊毛フェルト』は同じ意味で、どちらも羊毛を専用のニードルでチクチクと刺して、羊毛の繊維と繊維を絡め合わせながら好きな形を作り上げていく技法のことです。
英語ではニードル(針)でフェルト化していくことから”Needle felting (ニードルフェルティング)”と呼ばれています。
このため、『ニードルフェルト』という呼び方は、英語のニードルフェルティングが変化したものと考えられます。
英語表現については、別記事の羊毛フェルトを英語で説明してみようで詳しく解説していますので合わせてご覧ください。(クリックで見れます)
一方日本語では、羊毛をフェルト化していくことから『羊毛フェルト』と呼ばれています。
一般的には『ニードルフェルト』よりも『羊毛フェルト』と表記されることが多いです。
ニードルフェルトと羊毛フェルトはどう使い分ける?

『ニードルフェルト』と『羊毛フェルト』はどちらの表現を使ってもOKです。
ただし羊毛フェルトに似せたアクリル素材のアクレーヌを使う際には、羊毛フェルトというと語弊があるため、ニードルフェルトと表記されている場合があります。
メーカーによって表記をきっちり分けているところ、アクレーヌの制作キットであっても羊毛フェルトと記載しているところと様々です。
ニードルフェルトと羊毛フェルトは同じ意味でどちらを使ってもOK

『ニードルフェルト』と『羊毛フェルト』は同じ意味です。
- ニードルフェルト・・・ニードルでフェルト化する
- 羊毛フェルト・・・羊毛をフェルト化する
どちらも羊毛を専用のニードルで刺すことで繊維と繊維を絡み合わせてフェルト化させていく技法を指します。
技法の原理については、別記事の【初心者さんが知りたい】羊毛フェルトの原理ってどうなってるの?で詳しく説明していますので、興味のある方は合わせてご覧くださいね。(クリックで見れます)
ただし、メーカーによっては、アクレーヌを使った商品をニードルフェルトと表記してきっちり区別しているところがあります。
ネットを見ているとどちらの表記も見られるので少々混乱しますが、概ね同じ意味で使われているのでご安心くださいね♡
最後までお読みいただきありがとうございました。